映画忘備録

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レヴェナント 蘇りし者:レオ様念願のアカデミー主演男優賞受賞作だが、セリフは大体何言ってるかわかんない

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「レヴェナント 蘇りし者(原題:the revenant)」はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ主演、第88回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、撮影賞を受賞した作品でアメリカでは有名な実話を元にしている。

マイケル・パンクの「蘇った亡霊:ある復讐の物語*1」を原作としているが、実は原作は既に「荒野に生きる(原題:Man in the Wilderness)*2」というタイトルで映画化されており、本作「レヴェナント 蘇りし者」は「荒野に生きる」のリメイクとなる。

もはや無理矢理とすら思えるくらいリアルな映像

本作「レヴェナント 蘇りし者」では撮影監督のエマニュエル・ルベツキがアカデミー撮影賞を「ゼログラビティ*3」「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)*4」と続いて3年連続で受賞しているが、「レヴェナント 蘇りし者」では高度にコントロールされていた全2作とは映像の方向性が完全に異なり、異常に接写が多く手ぶれもするドキュメンタリー風のそのままを撮ったようなリアリティ溢れる映像になっている。

もちろんこれはドキュメンタリーではなく、普通の映画なのでわざわざそうしてるわけで信じがたいような大自然と、この無理矢理とも言えるような超映像が最大の見どころになる。

ディカプリオ恐るべし

前述のとおり「レヴェナント 蘇りし者」は、実話を元にした作品なのだが、それを知らないと到底信じられないくらいにレオナルド・ディカプリオ演じる主人公「ヒュー・グラス」の肉体の強度がハンパなく、骨折程度なら自然に治癒するというウルヴァリン並みの治癒能力を持っている上に、そもそも骨折した理由も半身不随の状態でグリズリーとナイフで戦ってたからだという完全なる超人である。

ちなみに「レヴェナント 蘇りし者」では、基本的にディカプリオは死にそうになっているので、セリフはほとんど「ギギギ」みたいな唸り声か、息も絶え絶えで何を言っているのか分からない状態がほとんどなのだが、「ジャンゴ 繋がれざる者*5」でも「ウルフ・オブ・ウォールストリート*6」でも主演男優賞を撮れなかったのにも関わらず、まともに話してるセリフがほとんどない「レヴェナント 蘇りし者」で主演男優賞を受賞したのはちょっと面白い。


www.foxmovies-jp.com

*1:ちなみに映画公開に合わせて「レヴェナント:蘇りし者」と改題して早川書房より再販された

*2:1972年公開 リチャード・C・サラフィアン監督、リチャード・ハリス主演

*3:2013年公開 アルフォンソ・キュアロン監督 サンドラ・ブロック主演

*4:2014年公開 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督 マイケル・キートン主演

*5:2013年公開 クエンティン・タランティーノ監督 ジェイミー・フォックス主演

*6:2014年公開 マーティン・スコセッシ監督 レオナルド・ディカプリオ主演

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