映画忘備録

映画を見た感想を、ひたすらメモっていくブログです。

インターステラー:微細な欠点はあるものの圧倒的なハードSFの傑作

f:id:hate_miyo:20141123010747p:plain

インターステラー」を観てきました

悔やまれる点として、自分は観に行った映画のパンフレットはほとんど購入することにしているが、パンフレットが売り切れで買えないという非常事態。

公開がもう終わろうかというタイミングだとか、インディー系とかアート系の映画だったらそういう経験もあるけど、これだって公開したの昨日の映画だよ?

監督「クリストファー・ノーラン

インターステラー」の監督「クリストファー・ノーラン」については、webで見た限りではなぜか「インセプション」の監督として触れられることが多いようだけれども、どう考えても「ダークナイト3部作」の方が代表作。

この「ダークナイト3部作」、ことに「ダークナイト」については傑作として名高い作品というか3部作のくせに「ダークナイト」以外はどうでもいい扱いですらあるという、ある種脅威のシリーズ。

個人的には「上映時間が長いくせに無駄なシーンが多い」という意味であんまり好きではなくて、今回の「インターステラー」も上映時間が169分という長編で、そういう意味では”かなり悪い予感”がしないでもない。

でも正統派ハードSF映画らしいぜ!

なので、この時点ではちょっと観にくいのはどうか…と思っていたのだけれども、SF映画は好きで、しかもこの「インターステラー」は近年では珍しい*1正統派SF映画らしいし、設定の科学考証などについても凄いちゃんとした所謂ハードSF映画だという。

つまり「ダラダラした映画は嫌いだが、内容は俺の好きなハードSF映画」というジレンマに悩んだ結果、他に観たい作品もなかったので観に行くことにした、これが吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る。

インターステラー」の感想

ここから感想ですが、結論を先に述べると「ちょっとした欠点はあるものの、それが全く問題にならないくらいに圧倒的な傑作」だと思いました。

上映時間169分は全く問題にならない

最も不安視されたクリストファー・ノーランで上映時間169分という点について、「マン博士のくだりはあんなに尺取る必要性なくね?」とか思うものの、後半に向けて見せ場がビシバシと連続し、上映時間169分という長さは全く問題にならなかった、内容が複雑なのでむしろもう一回観たいくらい。

数少ない欠点

前述したとおり、「欠点が問題にならないくらい圧倒的な傑作」ではあるものの、ストーリーが肝心なところで偶然性に頼ってて*2納得いかないというのはちょっとだけある、っていうか「ダークナイト」でもそうだった。

後半の「娘が都合のいいことに、実家に戻ればなんか分かるかも」とか思ってワザワザ戻ってきてくれるというのは良いとして、「バイナリデータをモールス信号で送って相手がそれに気がついてくれる」とか相当アクロバティックな芸当*3をかましてくれる。

そもそも最初の「これはバイナリだ→なぜか座標だと理解→速攻でその座標に行く」っていうのも謎の行動原理ではあるものの、そういうことは気にするな!

物凄いものを映像化しまくっている

この「インターステラー」は、専門用語が何の説明もなく会話にでてきまくるので、わからない人には全く意味不明な感じになっている。

別に知らなくても平気なようにはなっているものの、「事象の地平線*4」とか「ワームホール」とか「5次元空間を3次元化して描写」とか、それを映像化するとか正気とは思えない映像がバシバシと炸裂しており、もちろん知ってたほうがより楽しめる。

ちなみに上記の正気とは思えない映像を楽しむためにも、やはりIMAXでの観賞をおすすめしたい。

 

映画『インターステラー』オフィシャルサイト

*1:ゼロ・グラビティ」があったけど

*2:もちろんいつものことである

*3:しかも元は量子データで、転送速度は多く見積もっても1秒間に4ビット程度

*4:イベント・ホライゾン」を連想しちゃダメ

広告を非表示にする