読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画忘備録

映画を見た感想を、ひたすらメモっていくブログです。

オールド・ボーイ:パク・チャヌク版を気にしなければよし

f:id:hate_miyo:20141126002939j:plain

スパイク・リー版「オールド・ボーイ」について

本作「オールド・ボーイ」は、原作:土屋ガロン、画:嶺岸信明による漫画「ルーズ戦記 オールドボーイ」を2003年に映画化した、パク・チャヌク監督による韓国映画オールド・ボーイ」のリメイクである。

パク・チャヌク版「オールド・ボーイ

前述したように本作「オールド・ボーイ」は、2003年の韓国映画のリメイクなのだが、このオリジナルの方が第57回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを獲っている傑作で、正直リメイクとかする必要性をあまり感じないのも事実。

原作、オリジナルとの違い

そうなると原作漫画、およびオリジナル映画との違いがポイントになってくるのだが、基本的に舞台がアメリカになった以外にはあまり極端な違いはなく、ディテールと終盤のオチが異なる。

とはいえ、これはそもそも「それはどうだかな…」というポイントを整理してスッキリさせているので、改善といえるし、また、全体にテンポが良くなってるのが特徴で、アクションシーンもかなりリファインされている。

これはこれでちゃんと出来てるリメイクだと思う

となるとオリジナルのパク・チャヌク版よりも良くなっているのか?というとそこには首を捻らざるを得ない。

全般的にパク・チャヌク版と比較するとスッキリしすぎていて、独特の不気味さ理不尽さが薄れてしまっているように感じる、例えば最初に誘拐されるまでがちょっと長すぎて忽然と消えたという感じが薄かったりする。

とはいえパク・チャヌク版と比較するということは、「既にネタバレをされてる状態で観ている」ということになるため、オチが重要な「オールド・ボーイ」ではそもそも公正な比較ができているのかどうか怪しい。

従ってオリジナルの方を気にしなければ、それほど大きな庇護がある作品でもなく、元々の設定が魅力的な作品でもあるし、人物の関係性などはより整理されているので、これはこれで楽しめる作品であると思う。

 

映画「オールド・ボーイ」公式サイト

広告を非表示にする