映画忘備録

映画を見た感想を、ひたすらメモっていくブログです。

バーニング・オーシャン-大爆破炎上が炸裂する正統派の実録ディザスタームービー

「バーニング・オーシャン(原題:Deepwater Horizon)」は、2010年にメキシコ湾で起きた石油採掘施設「Deepwater Horizon」で起きた実際の事件を元に制作されたパニック映画、近年珍しい正統派大規模ディザスタームービーで、爆破炎上の規模はもはや大人げ…

将軍様、あなたのために映画を撮ります:北朝鮮に拉致された映画監督の半生を描いたドキュメンタリー

「将軍様、あなたのために映画を撮ります(原題:the lovers and despot)」は、北朝鮮の映画の品質を向上させるという目的で韓国から拉致された女優と監督の数奇な半生を描いた2016年公開のドキュメンタリー映画である。 まず最初に断っておかなければなら…

レヴェナント 蘇りし者:レオ様念願のアカデミー主演男優賞受賞作だが、セリフは大体何言ってるかわかんない

「レヴェナント 蘇りし者(原題:the revenant)」はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ主演、第88回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、撮影賞を受賞した作品でアメリカでは有名な実話を元にしている。マイケル・パンク…

ボーダーライン:麻薬戦争の得体の知れなさを的確に映像化した作品

ボーダーライン(原題:SICARIO)は監督ドゥニ・ビルヌーブ、主演エミリー・ブラントのメキシコ麻薬戦争を題材にした犯罪サスペンス映画で、リアルなドキュメンタリー風の映像と、麻薬戦争というものの終わりの無さ、得体のしれなさというものを的確に映像化…

渋谷シネパレス:渋谷の街中に突然現れる2階席のある老舗映画館

渋谷シネパレスは渋谷の西武百貨店の裏にある映画館で、えっこんなところに映画館あんの!という感じで突然現れる映画館。 場所柄か改築も容易では無いらしく、映画館が多数ある渋谷の中でも明らかに老朽化してる部類の映画館で、座席の傾斜が緩くてほとんど…

VueJSのでイベント修飾子について

あんまり他のフレームワークなどでは使えない記法だからなのか、VueJSのイベント修飾子が便利なわりにはあんまり知られてない感じがするので、ここにメモっておく。 preventDefaultをイチイチJSの方に書きたくない場合 基本的な使い方はデフォルトイベントを…

VueJS の v-for で filterBy された結果件数を取得する

VueJS(現在のバージョンは1.0.17)でv-forを使用してfilterByしてる場合、その結果件数を知りたい時があると思う、例えば動的にページングしたいとか検索結果がないときに「検索結果がありません」とかメッセージを表示したい場合とか。そういうシチュエー…

マネー・ショート 華麗なる大逆転:スコセッシ風ドキュメンタリータッチのブラックコメディ

「マネー・ショート 華麗なる大逆転(原題:The Big Short)」はアダム・マッケイ監督、クリスチャン・ベール主演の実話を元にしたドキュメンタリータッチの作品で、第88回アカデミー賞脚色賞を受賞している。 ドキュメンタリータッチのため、「マネー・ショ…

ヘイトフル・エイト:ミステリ感のまったくない、やや冗長ないつものタランティーノ映画

ヘイトフル・エイト(原題:the hateful eight)は、クエンティン・タランティーノ監督、サミュエル・L・ジャクソン主演のミステリ風西部劇である。 ちなみに”「密室」ミステリー”とあるが、確かに閉じ込められてはいるものの別にミステリーというわけではな…

ジョン・ウィック:プロレスかと思って観に来たら総合格闘技だった

「ジョン・ウィック」はチャド・スタエルスキー監督、キアヌ・リーブス主演のアクション映画で、 マトリックスなどでアクション・スタントを担当していたチャド・スタエルスキーの初監督作品である。 「ガン=フー」と呼ばれる、近接格闘技とガンアクションを…

天空の蜂:観客をイライラさせる演出の繰り返しに耐える強い心が試される映画

「天空の蜂」は東野圭吾の同名小説*1を原作とした、江口洋介主演、堤幸彦監督の日本映画である。 いつもの日本映画の病理が炸裂する前半 この「天空の蜂」はジャンルとしては”社会派サスペンス映画”で、防衛庁が新規開発した軍用輸送ヘリ「ビッグB」が、「高…

マッドマックス 怒りのデス・ロード:脳髄を直撃する最強のドラッグムービー

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(原題:Mad Max:Fury Road)は、ジョージ・ミラー監督、トム・ハーディ主演によるマッドマックスシリーズの4作目であり、「マッドマックス/サンダードーム」から27年ぶりに作られた新作にあたる。 「マッドマックス」…

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分:インディーズっぽい発想は凄くいいのだが、練りこみ不足を感じる

「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」(原題:Locke)はスティーヴン・ナイト監督・脚本、トム・ハーディ主演による、高速道路で目的地まで到着するまでを描いた密室劇である。

チャッピー:見逃してると後悔する、ニール・ブロムカンプ最新作

「チャッピー」(原題: Chappie )は、ニール・ブロムカンプ監督、シャールト・コプリー主演のSF映画で、「第9地区*1」同様にブロムカンプ監督の短編映画が基になっている。*2 「第9地区」の続編のような世界観 ニール・ブロムカンプ監督は、高い評価を得た…

龍三と七人の子分たち:ファミリー向けに振り切った北野映画臭の無い北野映画

「龍三と七人の子分たち」は北野武監督、藤竜也主演のコメディ映画であり、北野武監督作品としては17作目の作品である。 北野映画というと今更わざわざ説明するまでもないが、初期作品において凄まじい傑作を連発しており、極端に説明を排除したミニマルな構…

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡):過剰な演出が印象的なブラックコメディだが誰に向けて作っているのか良く分からない

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(原題:Birdman or The Unexpected Virtue of Ignorance)は、「バベル」「21グラム」などのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、マイケル・キートン主演による第87回アカデミー賞で作品賞…

アメリカン・スナイパー:戦闘シーンの満足度は高いが、疑問が残る出来

「アメリカン・スナイパー」はクリント・イーストウッド監督、ブラッドリー・クーパー主演によるクリス・カイルの原作*1を映画化した作品。 「アメリカン・スナイパー」について 「アメリカン・スナイパー」はイラク戦争に従軍するスナイパーを描いた戦争映…

96時間/レクイエム:いつもの通りリーアム・ニーソンの暴力が過剰な以外は安定の作品

「96時間/レクイエム」は「96時間」「96時間/リベンジ」から続く「96時間」シリーズの3作目で、前作から引き続きオリヴィエ・メガトンの監督によるアクション映画。 「96時間」シリーズは、リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ製作のもはや古臭さす…

シン・シティ 復讐の女神:相変わらず映像はカッコいいが、前作ほどのインパクトはない

「シン・シティ 復讐の女神」は2005年の「シン・シティ」の続編で、フランク・ミラー作によるアメコミ「シン・シティ」シリーズの「A Dame to Kill For」を原作としている、ちなみに監督でもあるフランク・ミラーによると全3作の構想であるらしい。 前作であ…

お台場シネマメディアージュ:2種類のプレミアシートがあるお台場の巨大シネコン

「お台場シネマメディアージュ」について 「お台場シネマメディアージュ」はお台場にあるTOHOシネマズ系列のシネコンで”プレミアシート”と”スーパープレミアシート”という特別席があるのが特徴。 お台場のフジテレビの向かいにある「アクアシティお台場 メデ…

ベイマックス:笑えて泣ける上にヒーローとロボット要素までも取り込んだ100点満点で120点出す映画

どうでもいいことだが「ベイマックス」を観に映画館に行ってみたら、妖怪ウォッチのハンパない集客力を見せつけられてきた、あれは凄いわ。 「Big Hero 6」について さて本作「ベイマックス」(原題:Big Hero 6)は、マーベルコミックの「Big Hero 6」という…

新宿ピカデリー:プラチナシートを持つ、新宿2大シネコンのひとつ

新宿ピカデリーの特徴であるカッシーナ製の”プラチナシート” 「新宿ピカデリー」について 「新宿ピカデリー」は地下鉄新宿線新宿三丁目駅下車徒歩1分の距離にある松竹系のシネマコンプレックスで、新宿地区では「新宿バルト9」と並ぶ2大シネコンである。

ゴーン・ガール:間違ってもカップルで観にいってはいけない極上ミステリ映画

「ゴーン・ガール」は同名小説を基にしたデビィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演の作品である、なお原作者のギリアン・フリンは本作の脚本も担当している。 ちなみに本作はミステリ映画で、失踪した妻の行方を捜す夫の話なのだが、心温まる夫婦…

ユナイテッド・シネマ豊洲:4DXとプレミアシート完備で夜景も見れる映画館

「ユナイテッド・シネマ豊洲」について 「ユナイテッド・シネマ豊洲」は「ららぽーと豊洲」内にある映画館で、映画にあわせて席が振動したり煙が出たりする”4DX”があるのが最大の特徴。 場所が東京メトロ有楽町線の豊洲駅からすぐということで、交通の便はそ…

インターステラー:微細な欠点はあるものの圧倒的なハードSFの傑作

「インターステラー」を観てきました 悔やまれる点として、自分は観に行った映画のパンフレットはほとんど購入することにしているが、パンフレットが売り切れで買えないという非常事態。 公開がもう終わろうかというタイミングだとか、インディー系とかアー…

ユナイテッド・シネマとしまえん:都内では数少ないIMAXシアター

「ユナイテッド・シネマとしまえん」について 豊島園の目の前にある「ユナイテッド・シネマとしまえん」で観てきました、東京都内でIMAXで映画を観たい!ということになると結構選択肢が狭くて、川崎の109シネマズまで行ったりする人もいる位だけれども、池…

フューリー:戦車兵はリアルだけど戦争はそうでもない

映画「フューリー」のジャパンプレミアに行ってきました。 よく「”先行上映会”とか”プレミア試写会”とかのチケットって、どうやったら取れるんですか?」というようなことを聞かれるんだけれども、普通に買えます。 お目当ての映画や俳優さんの公式Twitterと…

TOHOシネマズ日劇:有楽町にある駅チカの映画館

「TOHOシネマズ日劇」について 有楽町マリオン内にある映画館で、駅から近い上に銀座ということで買い物のついでに映画を観によるなど、使い勝手のいい映画館。

イコライザー:確信犯的な予定調和とケレン味が炸裂する極めてよく出来たジャンルムービー

「イコライザー」は、アメリカのテレビシリーズ「ザ・シークレット・ハンター」を「トレーニング・デイ」「ザ・シューター/極大射程」「クロッシング」などで知られるアントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン主演で映画化した作品。 ちなみに元に…

GODZILLA ゴジラ:メッチャ問題あるけどゴジラとしてはOK

アメリカから再びやってきたGODZILLA 「GODZILLA」というと1998年公開のローランド・エメリッヒ監督の例のナニ*1なのだが、なんで全く同じタイトルなんだよ混同するじゃん?と思っていたら、どうやら「GODZILLA ゴジラ」が正式な日本語タイトルらしい。*2 久…